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乾麺のパスタを短時間でゆでるエコ調理

新生活の中でぜひ取り組んでほしいのが二酸化炭素を出さない暮らし方。でも「何から取り組もう?」と思っている方も多いはずです。

そこで、めぐろスマートライフでは、ちまたで話題のエコな暮らしの裏ワザや耳寄り情報を検証します。

 

今回は、パスタの加熱時間が短い調理方法にチャレンジしました。

乾麺のパスタのゆで時間短縮に挑戦!

テレビ番組やインターネットなどで、乾麺のパスタをたった1分間で美味しくゆであげることができるという情報をキャッチ!実際に作ってみました。

検証ポイント

  • 乾麺のパスタ(以下乾麺パスタ)を1分間でゆでること。
  • 使用するパスタは、市販されている普通のパスタで太さは1.7mm(本来のゆで時間は7分間)を使用し、パスタの美味しさと歯ごたえをチェックする。

検証1 ゆで時間1分パスタの調理法

まず、1人前(80g)太さ1.7mmの乾麺パスタをあらかじめ1時間30分水に浸します。乾麺パスタに水分を含ませゆでる時間を短縮させます。

 

水分に浸してからしばらくすると、パスタの色が黄色から白く変化しました。


グラグラと沸騰させたお湯に塩(5g)を入れ、

1時間30分水に浸したパスタを入れます。


熱いお湯に入れると白色だったパスタが乾麺の

ときの色に戻りました。これは不思議!


お湯の中で沈んだパスタがくっつかないようにかき混ぜながら1分間ゆで、ざるにあげて水を切り、温めたソースに和えて試食しました。


実際に食べた人の感想

 

Aさん:ちょっと硬め。歯ごたえがあるけど、もう少しゆでてほしい。

Bさん:ちょっと芯が残っているような感じ。でも、もちもちしてる。

Cさん:うっ?硬いね~。

 

「アルデンテですが、もう少しゆでるほうが良いかも?」

検証2 ゆで時間2分間で再調理!

先ほどの検証と同じ条件のパスタの量で、水に浸す時間も一緒ですが、ゆで時間を2分間にしてみたところ・・・。

全員が「もちもち感もあり、ちょうどいい!」との感想でした。

めぐろスマートライフ的検証結果

水で浸した乾麺パスタは、水分を含む過程でパスタの表面温度が下がっているので、鍋に入れた際お湯の温度が急に下がります。

そのお湯が再沸騰するまでが1分間。ゆで上がるまでが1分間。ゆで時間としては計2分間の短い時間で美味しくもちもちした感触の

パスタをゆでることができました。

 

エコポイント! 短時間でゆで上げることは、調理に使用するエネルギーと光熱費の削減になります。

 

※硬さの好みに合わせてゆで時間は加減してください。