使い終えた天ぷら油(廃食油)は、油凝固剤で固めたり、新聞などに染み込ませたりして捨てていませんか? 実はこの廃食油、捨てずに再利用すれば飛行機の燃料「持続可能な航空燃料(SAF)※」に生まれ変わります。SAFは、廃食油やバイオマスなどの非化石原料を原料とするため、燃焼時に排出されるCO₂の量が少なく、航空業界の脱炭素化に大きく貢献します。資源の限られた日本において、持続可能なエネルギーとして注目されています。 ※SAF (Sustainable Aviation Fuel・サステナブルアビエーション・フューエル)略称