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切り干し大根と大豆缶詰の煮物

身体によい副菜(作り置きおかず)をご紹介します。

美味しい煮汁が口の中に広がり、そのままおかずでいただく他に混ぜご飯の具にしたり、卵焼きに入れてもよいでしょう。

たくさん作っておくと便利です。

切り干し大根と大豆缶詰の煮物
材料

【材料】

切り干し大根 30g

干し椎茸 30g

にんじん 50g

大豆缶(水煮またはドライパック) 50g

インゲン 3本

 

だし汁 (切り干し大根と干し椎茸のもどし汁)  300ml

しょう油 大さじ2

砂糖 大さじ1

ごま油 大さじ1


【作り方】

切り干し大根は、水でもどしてからしっかり絞ります。

椎茸は水でもどした後、石づきを取り、薄切りにし、にんじんはせん切りにします。(切り干し大根と椎茸のもどし汁は捨てずに使います)

インゲンは、斜めの薄切りにしておきます。

フライパンにごま油を熱し、①を炒め、油がなじんだら大豆とだし汁、しょう油、砂糖を加えて、汁がなく なるまで煮ます。 最後にインゲンを入れて、さっと和えて火を止めます。インゲンは予熱で充分にやわらかくなります。

器に盛って完成です。

海江田先生の食材メモ

大根を天日に干すことで、甘味・旨味の成分が増し、水分量が減って凝縮され、カルシウム、カリウム、食物繊維、ビタミンB1、B2は、生の大根の10倍以上の栄養価にアップします。保存も効くので常備しておくといろいろなお料理に使えて便利です。

エコポイント!

切り干し大根は、常温で保存ができ、必要な時に水ですぐ戻せるので手間いらずで便利な乾物です。

水の代わりにヨーグルトの上澄み(ホエー)で戻すと大根の臭みも消えてサラダなどに利用できます。

また、使いかけの大根を薄くスライスし、ザルの上に広げて天日に2~3日干せば手作り切り干し大根ができます。

レシピ考案:海江田 佳子(かいえだ けいこ)先生

  (栄養士、食育インストラクター、健康管理士、エコ・クッキングナビゲーター)