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未来のために、いま選ぼう  第1回LED照明にCOOL CHOICE!

クールチョイスロゴ

 

 

 

未来のために、いま選ぼう


COOL CHOICE(クール チョイス)とは、2030年に向けて温室効果ガス排出量を26%削減するという目標達成のために、省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、温暖化対策に資する、また快適な暮らしにもつながるあらゆる「賢い選択」をしていこうという取組です。(環境省ホームページより抜粋)

みなさんの日々の賢い選択が未来を大きく変えて行きます。

ここでは家庭にフォーカスして、毎月様々なテーマで区民の皆様が日々の暮らしの中でできるCOOL CHOICEを、ご紹介します。

是非、今日からCOOL CHOICEを実行しましょう。

※参考:環境省 COOL CHOICE ホームページ

第1回 LED照明にCOOL CHOICE!

今月は、照明のCOOL CHOICEについてのお話しです。

今、私たちは電気の明かりを手に入れ、便利で快適な生活を送っています。しかしそれには多くのエネルギーが使用されているのです。

目黒区は世帯数・人口ともに増加傾向にあり、総面積に占める土地利用の約半分が住宅で、ここでの低炭素化が肝要です。現在、家庭で1年間に使用される全電力消費量(約4,618kWh/年:2009年度資源エネルギー庁公表)の約13.4%が照明器具で使用されるとしています。電気を多く使っていそうなイメージがあるエアコンは、7.4%と照明器具の約55%程度と言われています。目黒区では、家庭から出るCO2を削減することが課題で、「照明のCOOL CHOICE」を実施することは、その大きな効果が期待できます。

照明は私たちの生活に欠かせないものですが、照明を上手に使い、CO2を減らすCOOL CHOICEの一つがLED照明です。(監修:㈱環境エネルギー総合研究所)


【LED照明~7つの良いところ】

LED照明は今までの照明に比べて色々な良いところがあります。そのBEST7をご紹介しましょう。

☆良いところその1:とても省エネ!

白熱電球60W相当で白熱電球、電球型蛍光ランプ、電球型LEDランプを比較すると、電球型LEDランプのエネルギー効率(数値が大きほど省エネ)は白熱電球の6倍と高いため年間の電気代は白熱電球の約1/6程度で、とても省エネです。(監修出典:㈱環境エネルギー総合研究所)

電球比較表

(出典:資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2017年夏版」)

☆良いところその2:とても長寿命!

同じ明るさの白熱電球、電球型蛍光ランプと電球型LEDランプを比べると、

LED型ランプの寿命は白熱電球の40倍、蛍光ランプの4~7倍と長寿命です。1日10時間の点灯で約10年使用できると言われています。交換時期が伸びるので、特に取替えが面倒な高所にある照明器具をLEDランプに交換すると良いでしょう。(監修出典:㈱環境エネルギー総合研究所)

 

☆良いところその3:簡単に色と明るさを変えられる!

LED照明は簡単に色や明るさを変えることができます。お食事の時は食べ物が美味しく見える赤みの強い色にして、読書や勉強をするときは青みがかった色に変えるなど快適に、一つのお部屋で用途に応じて光を変えることができて便利です。(監修出典:㈱環境エネルギー総合研究所)

 

☆良いところその4:即点灯、即100%!

LED照明は直ぐに100%の明るさで点灯することができます。そのため直ぐに点灯して欲しい、トイレ、廊下、階段、玄関等にもおすすめです。また寒い場所でも直ぐ点灯します。(監修出典:㈱環境エネルギー総合研究所)

 

☆良いところその5:紫外線焼けがほとんどでない!

LED照明は紫外線が少ないため、写真、ポスター、絵画、畳、絹の衣服等の紫外線焼けを減らすメリットがあります。(監修出典:㈱環境エネルギー総合研究所)

 

☆良いところその6:熱がほとんどでない!

LED照明は白熱電球等に比べて熱がほとんどでないため、点灯時も暑さを感じにくく、また冷房時のエアコンの熱負荷を減らすことができエアコンの省エネにもつながります。(監修出典:㈱環境エネルギー総合研究所)

 

☆良いところその7:ON―OFFに強い!

蛍光灯はスイッチのON―OFFが寿命に影響しますが、LED照明はON―OFFを繰り返しても、寿命に影響が出にくく、短時間にON―OFFを繰り返す、トイレや玄関等での使用でもメリットがあります。(監修出典:㈱環境エネルギー総合研究所)

<補記>

目黒区においては、LED照明の区有施設への導入について、平成24年7月以降、PSE法(電気用品安全法)の安全基準を満たしたものから順次導入しています。LED照明のブルーライトによる人体等への影響についても情報収集しながら、安全性、費用対効果などを踏まえ、区有施設への導入を検討していきます。