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地上30mの天空庭園でブドウの収穫

首都高速大橋ジャンクションの上にある目黒天空庭園でブドウが栽培されているのをご存知ですか

目黒区の公園活動登録団体である「目黒天空庭園栽培ガーデニングクラブ」の方々が6年前から有機・無農薬でワイン用のブドウ栽培をしています。そのブドウの収穫が行われるというので、取材にうかがいました。9月17日(月)の早朝7時からクラブの方々が続々と集まり、総勢50名ほどで収穫作業が始まりました。

ぶどう
集合

普段は月2回程度、20人程のメンバーがブドウの手入れをはじめ、天空庭園で野菜の栽培や草取りなどをボランティアとして行っているそうです。

収穫
ぶどう箱

栽培開始当初5~6kg程度だった収穫量も年々増え、今年はマスカット・ベリーAという品種が過去最高の100kg以上収穫されました。夏の台風やゲリラ豪雨の影響が無ければあと20kgほどは獲れたのではないかとのことでした。収穫したブドウは山梨県甲州市勝沼町の白百合醸造株式会社に持込み、勝沼産のマスカット・ベリーAとあわせてワインの仕込みを行うそうです。

集合写真

11月18日(日)には天空庭園とジャンクションループ内側にあるオーパス夢広場において「オーパス天空庭園収穫祭」が開催され、このワインが頒布される予定です。他にも天空庭園で収穫された野菜やハーブを使った料理を提供する「スカイガーデンキッチン」など様々なイベントが催され多くの方々でにぎわうそうです。都市ならではの天空庭園での農業の取り組みによって収穫されたブドウや野菜を祝う収穫祭の模様も取材したいと思います。