寒いこの時期、外出していて気温が下がり身体が冷え切ってしまうと、温かいお風呂がありがたいですね。お風呂は身体の汚れを落とすだけでなく、身体が温まることによって血行が良くなり、気分もリラックスさせてくれます。
しかしこのお風呂、使う水の量も多く、水温の低い冬には多くのエネルギーを消費します。今回はちょっとした工夫でガスや水道を節約しながら、お風呂を楽しむ方法を考えます。
![入浴中](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf2f6f0002e849a36/image/ic8d14772b2ba77f7/version/1640227514/%E5%85%A5%E6%B5%B4%E4%B8%AD.png)
![温泉イメージ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf2f6f0002e849a36/image/iabd1acaa1583a400/version/1640227515/%E6%B8%A9%E6%B3%89%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8.png)
お風呂でできるecoな工夫
- お風呂は、時間をあけずに家族が続けて入る。
- お湯が冷めにくいように、浴槽には必ずふたをする。
- 続けて入ることができない場合は、浴槽のふたをし、お湯に保温シートを浮かべる。
![ドラム缶風呂](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf2f6f0002e849a36/image/i9bfa42efa3c4d624/version/1640227515/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%A0%E7%BC%B6%E9%A2%A8%E5%91%82.png)
シャワーの出しっぱなしはもったいない!
通常シャワーは1分あたり平均10リットルの水を使用します。ガスと水道で1分間に約3.1円が必要となります。1日1分シャワーの時間を短くすると、年間約1,124円の節約となり、家族4人では1年間に4,495円もの節約になります。さらに、シャワーの設定温度を42℃から40℃に下げることで約9%の節約になります。これは朝の洗顔や歯磨き、キッチンでのお料理や食器洗いでも同じことが言えますね。
手元にON・OFFのスイッチのある省エネタイプのシャワーヘッドを使うと、シャワーの出しっぱなしが減り、効率よく省エネ・節約につながります。
![シャワーで節約](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf2f6f0002e849a36/image/i1ed40497d9241e02/version/1640227515/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%81%A7%E7%AF%80%E7%B4%84.png)
お風呂を出た後もほっこり温かく
お風呂もそのままのさら湯よりは、温泉のようにさまざまな有効成分が入っていた方が、長い時間身体がぽかぽかしているなど、入浴によって得られる効果を高めることができます。全国各地の温泉気分を味わえるものや、ハーブやアロマの香りを楽しめるものなど、いろいろな種類の入浴剤が市販されています。その含まれる成分によって、保温効果、保湿効果、血行促進効果、清涼効果など、さまざまな効果があります。
重曹とクエン酸で作るエコな入浴剤で!
市販されている重曹とクエン酸を3:1の割合で合わせ、少しの水分を加えまぜ固めると、入浴剤を自分で簡単に作ることができます。重曹はお肌をすべすべにする効果、重曹とクエン酸が反応してできた炭酸ガスは血行を促進し身体を温める効果があります。さらに、この残り湯で浴槽を掃除すると、重曹とクエン酸の効果でスッキリきれいになります。このまま流しても環境にやさしく、エコで役に立つ入浴剤です。この重曹とクエン酸は、目黒区エコプラザのリサイクルショップでも販売しています。
![入浴剤入り](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf2f6f0002e849a36/image/ide30684903e29918/version/1640227515/%E5%85%A5%E6%B5%B4%E5%89%A4%E5%85%A5%E3%82%8A.png)
最後は湯冷めすることなく、ぐっすりと就寝しましょう
湯冷めは、入浴で温まった身体がかいた汗で、身体が余計に冷やされることが主な原因です。お風呂から出てそのまま布団に入って寝てしまうと、体温が上がりすぎて汗をかき、湯冷めしてしまうことになります。お風呂から出たら、汗を落ちつかせてからパジャマを着ることが、湯冷めをせずに就寝するために大切です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=275x10000:format=png/path/sf2f6f0002e849a36/image/ib006553db6aba882/version/1640244902/image.png)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=275x10000:format=png/path/sf2f6f0002e849a36/image/i7a43f348092fdd64/version/1640244927/image.png)
参考:東京ガスHP ウルトラ省エネブック バスルーム・トイレ編
資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ2020