プラスチック問題や地球温暖化問題などの解決に向けた対応のひとつとして、エコバックを持参して買い物するなど、エコな行動をおこなう人が増えてきました。スマートライフを実践するため、普段の買い物でプラスチック削減につながる商品を選んでみましょう。
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ドラッグストアーなどに並ぶ歯ブラシは、ほとんどがポリプロピレンやナイロンなどのプラスチック製で、私たちの磨きやすさや使いやすさなど、好みや習慣に合わせた商品が並んでいます。
天然素材の歯ブラシ
西洋から伝えられた歯ブラシが商品化されたのは、大正時代に入ってからでした。形は今と一緒で、柄には牛骨が使われ、ブラシには豚や馬の毛といった天然素材が使われていたそうです。(出典:公益財団法人 ライオン歯科衛生研究所HP)
今でも天然素材歯ブラシの愛用者がいるため、歯ブラシ売り場に一部商品が並んでいます。
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馬毛の歯ブラシ
実は、天然素材の歯ブラシは、毛そのものが摩耗するので、歯面のエナメル質を傷つけにくく、コシのある適度な硬さでマッサージ効果も高く、歯肉を傷つけにくく、丈夫な歯グキをつくるのに適しているそうです。(出典:エビス㈱)
![1か月使った歯ブラシの劣化は少なく 耐久性が高そう](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=242x1024:format=jpg/path/sf2f6f0002e849a36/image/ibfc61aa903ae2fc5/version/1608273509/image.jpg)
そこで、1か月間、馬毛の歯ブラシを使ってみました。
これまでは、白い歯ブラシを使っていたので、黒色歯ブラシを口に入れることに抵抗がありました。指でブラシを触ると少し硬めです。磨き心地は?これまでに無い歯茎をマッサージされている感覚です。よく見ると、植毛部分の間隔が狭いので、歯と歯茎の間にフィットし、力を入れずに磨けます。歯と歯茎に負荷がかからない歯ブラシという印象です。 (個人の感想)
竹製の歯ブラシ
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昔から竹笹はおにぎりを包むなど、食べ物の保存に使われました。竹笹には抗菌作用があるからなんだそうです。
写真の竹製歯ブラシは、ブラシ部分はナイロン素材ですが、柄(ハンドル)は天然の竹で出来ています。
これは、スウェーデンのメーカーの商品で、包装(パッケージ)はリサイクル紙、内袋は植物性のセルロース素材という環境に配慮されている商品です。また、竹はワックス加工されず、柄(ハンドル)も握りやすくカーブが施されています。(※日本で購入可能です)
歯ブラシは、自分の口に合うサイズを選ぶことが一番大切です。でも、毎日使う物だからこそ、持続可能な社会をめざすため、一部でも天然素材を使う、リサイクル紙で包装されているなどといった、環境に配慮された商品を選びたいものです。