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再生栽培の小松菜が開花しました!

実践わたし流‼投稿者:阿多田海蔵さん

10月、小松菜の根を再利用
10月、小松菜の根を再利用
11月、ナメクジに食べられ無残な姿に
11月、ナメクジに食べられ無残な姿に

2022年11月に捨ててしまう小松菜の根っこを植えて家庭菜園にする記事を掲載しました。茎の部分が根っこから3cm程度残して植えたところ葉っぱが伸び……、収穫できるかと思ったところでナメクジに食べらてしまいました。「もうダメか、これも生物多様性に貢献したのだ」と負け惜しみをつぶやいていた、あの小松菜の続報です。

 


3月になって中心部から1本茎が伸びてきて、菜の花のようなツボミがつきました。あれ?なんか雰囲気変わった?なんだろうとネットで検索しました。

種まき時期や収穫する時期などの栽培方法の情報は見つかりますが、植物としての情報はなかなか見つかりませんでした。やっと見つけた情報では「3~5月に開花」、「菜の花の時期に咲く」というアブラナ科アブラナ属の植物としては当然の結果が得られました。

 

小松菜は食べるものという意識が強く、どんな花が咲くのかは考えたこともなかったので、“大発見”をした気持ちになりました。

 

3月初旬、立派に葉も繁り、中心部には花芽も見える
3月初旬、立派に葉も繁り、中心部には花芽も見える
3月末、次々に花を咲かせている
3月末、次々に花を咲かせている

 

もうここまでくると、愛着が湧いてしまってとても食べることはできません。これから咲く花を眺めて、春の訪れを楽しもうと思った数日後の3月14日、ついに花が咲きました。この先、春の訪れとともにチョウが訪れてくれるのか、またナメクジが現れるのか。それもまた都会ならではの生物多様性を感じる楽しみです。ほんとうに農業をしていたらそれどころではありませんが、温かい目で玄関先の自然を見守りたいと思います。