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我が家のプラスティック どんだけ~!

プラスチック対策としてレジ袋有料化が始まり、かなり定着してきたように感じられますが、毎週資源回収の集積場を見るとあまり減った感じはしませんね。

日本のプラスチックごみ排出量は米国に次ぐワースト2、年間一人32Kg(国連環境計画)だそうです。

そこで、果たして我が家からはどれくらいのプラスチックが排出されているのか調べてみました!

1週間にわたり毎日排出量を計測し、写真を撮ってみました

我が家は3人家族で、買い物は主に2つの生協を利用し、それ以外にも週1~3回スーパーやコンビニも利用しています。生協の場合は最低限の包装となっているので排出は少な目かな?と予想していました。

 

最初はプラスチックの種類ごとに計量をしてみようとしましたが、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PS(ポリスチレン)、PET(ペット)などの種類表示が無いものが半分くらいあり種類別は断念し、リサイクルマークがついているものを計量しました。


 資源として回収に回す場合リサイクルマーク(右記参照)が目印となりますが、マークが付けられないような小さいもはラベルなどの別の場所に表示され分かりにくい物もありました。

 

ゴミとして排出したものは資源回収対象外のものや汚れが酷いもので、思ったより少なかったです。



生協の袋は、生協が資源として回収


 さて、1週間実施し、計量した数値を合計してみると、

資源となるもの 629g (うち生協の袋が90g)

可燃ごみとなるもの 87g

合計716g でした。

今回の排出量を1年間に換算すると37Kg強となりました。

回収量は変動もあり、捕捉しきれなかったものも考えると大雑把に年間40Kg位だろうと思われます。3人分ですので我が国の平均排出量よりだいぶ少なめかとも思いますが、それでもかなり使ってますね。

 

なるべく使わないように努力しても、今の社会ではどうしてもかなりの量を使っています。当面は出来るだけ不使用に努めるとともに、きちんと処理される「資源回収」や「ごみ処理」に排出し、海や川など環境汚染として排出されてしまうプラスチックを「ゼロ」にしたいものです。

 

先日EUが外食産業を対象にプラスチック製や発泡スチロール製の使い捨て食器や食品容器の市場流通を禁止することなどを盛り込んだ新規則を施行したとの報道がありました。

 

そろそろ本気でプラスチックにサヨナラしないとですね。

ほんの数十年前まではほとんどプラスチックなしで暮らしていたのですから・・・

 

なお、排出量調査をやってみて・・・プラスチック汚染などと絡ませて夏休みの自由研究にやってみるとなかなか面白いし、子供たちの意識向上にも役立つのではと感じました。