実践わたし流‼ 投稿者 あずき
大雨警報が出たらこうして欲しい

直近では9月11日午後、目黒区に大雨警報が出され、それから1時間後には大雨警報(継続)・洪水警報が出され、目黒川は氾濫危険水位を超えました。
目黒区緑が丘では1時間に134mmの猛烈な雨を観測し、記録的な短時間大雨情報が出されました。
目黒区内では床上浸水や床下浸水、地下への雨水流入などの被害があり、自由が丘の地下駐車場では入り口に積んだ土のうが水で押し流され、最大の浸水の深さは1.2mにもなったそうです。
10月5日現在も自由が丘駅近くには閉鎖されている商業施設があります。


家庭排水を流さないで!
➀大雨が降っている時にはできる限り入浴は避けて!
②湯船のお湯は大雨が収束し、しばらくするまで流さないで
ためておいて!
③できるだけ、大量の水を流さない工夫をして!
なぜ?
下水を下水道管で流す方法には、汚水と雨水をひとつの管で流す合流式と汚水と雨水を別々の管で流し、雨水をそのまま川に流す分流式があります。
目黒区の多くのエリアの下水道は「合流式下水道」で、家庭排水と雨水が同じ管で下水処理場に運ばれています。しかし、大雨が降るときにはその管が水を処理しきれなくなり、一部が目黒川・蛇崩川・立会川・呑川に直接排出されます。そうすると目黒川にもトイレの水が直接流れ込み、そのままお台場などを通って東京湾に流れ込むことになります。9月の大雨時には目黒川には氾濫危険情報(レベル4)が出され、氾濫まで1mとなりました。近年、水をためておく場所を作っていますが、線状降水帯の発生などであふれることも考えられます。
これから大雨や台風時には、お風呂、洗濯機、台所などの排水を控えるようにしましょう。