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演じてみました『海洋プラスチック問題』

実践わたし流!! 投稿者:せいめいくん

長年ボーイスカウトの中でも一番年少の隊(小学1~2年生)の指導者をやっています。私たちの団では年に1度お楽しみ会のような行事があり、さまざまな出し物を演じています。今回は「何かメッセージ性のあるものをやってみよう」と、子どもたちにちょこっと仕掛けました。

 

子どもたちはマスコミ等をとおしてSDG'sという言葉を知っていますが、中身は『?』なのでちょっと勉強してみよう!と、目黒区の清掃リサイクル課が作成した『減らそう使い捨てプラスチック』というパンフレットを利用して『海洋プラスチック』の話をしました。


子どもたちにはなかなかピンとこない話だったかもしれませんが、「問題が大きくなる50年後は、君たちが大人になった時だよ!」と言うと、他人事ではないと気が付いたようです。

その後、「ではどうする?」と話し合いを行うと、「使わない」「買わない」「リサイクルする」「ごみを拾う」等の意見が出てきました。「じゃあそれをみんなに伝えるために、今度劇でやってみよう」と海洋プラスチックを題材にした寸劇を行うことになりました。

 

いま子どもたちの間で人気の『こびとの歌』があります。この歌から、みんなをこびとに、海亀を白雪姫に、毒リンゴをプラスチックに見立てて、白雪姫の話をモチーフとした『白雪(亀)と七人のこびと』のストーリーができました。

一生懸命演じるこびと役・亀役の子どもたち
一生懸命演じるこびと役・亀役の子どもたち

本番では、時々セリフを忘れたり、動きが止まったりもしましたがなんとか無事にやり切りました。観ていた方からは「メッセージがよく伝わってきて良かった」との感想や、演じた子どものご両親から「公園で遊んでいたら落ちているごみを見つけて拾ったんですよ」と言われ、仕掛けた側としてもシメシメでした。

環境保全行動を広めていくには、見たり・聞いたり・書いたり・話したりと、いろいろな手段がありますが、演じてみるという方法もありますよ!