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夏休み!「ごみと水」体験!発見!①

夏休みは長い時間をとれるので、いろいろなところへ施設見学や体験に行くのに最適ですね。今回は、私たちの最も基本的な生活インフラを学びに東京臨海部にある「ごみの埋立処分場(東京都廃棄物埋立処分場)」と「東京都水の科学館」に行きました。 近くの有明エリアには、「水道」「下水道」の見学施設がまとまっているので夏休みの体験学習には最適! 小学校4年生ショータ君と一緒に施設見学へGO!

ごみの埋立処分場(東京都廃棄物埋立処分場)

最初に向かったのは「東京都廃棄物埋立処分場」、私たちが日々排出する「ごみ」の最後に行き着く場所です。この日は、東京都環境公社が主催するさまざまな見学メニューの一つ「サマースクーリング親子で見学会」への参加です。

大型バスで出発!
大型バスで出発!
係りの方から埋め立て処理のお話
係りの方から埋め立て処理のお話

集合場所のりんかい線「東京テレポート駅」からバスで出発、海底トンネルを抜けて中央防波堤内側の中防合同庁舎へ。ここでごみの埋め立て方法や、中間処理、排出水処理、ごみ減量などについてお話を伺いました。

粗大ごみの中間処理
粗大ごみの中間処理
不燃ごみの中間処理
不燃ごみの中間処理

続いてバスで隣接する中間処理施設へ、ここでは粗大ごみを砕いて容量を減らしたり金属などの資源を回収しています。 大きな機械や車両で家具や畳が処理されていく様子は迫力ありますがその量、消費されるエネルギー、経費を考えると声がでません。

ごみの最終処分(埋め立て)現場
ごみの最終処分(埋め立て)現場
見渡す限り埋立処分場が広がります
見渡す限り埋立処分場が広がります

最後に中央防波堤外側の埋立処分場へ。この処分場は東京ドーム42個分の広さですがもう満杯。現在は埋立地の外側の「新海面処分場=ドーム68個分」に移っています。ここもあと約50年で満杯!その先はもう場所がない!! 見渡す限り続く埋立処分場を眺めながら、真夏の酷暑にもかかわらず背筋がヒヤッ!見学の間ずっと静かに眺めていたショータ君ですが、どうだった?と聞いたところ「ごみを減らさなくっちゃ・・」と真剣な答えが返ってきました。

ごみを出さない生活をするというこは不可能ですが、3R(参照:3Rを知って実践してみよう!)を実践し少でも減らす工夫をしていくことは可能です。これから先のごみ問題について子ども達が自分のこととして理解するために「最終処分場見学」はとても役立つ体験だと思います。是非多くの子どもたちがここを見て、ごみ問題を自分の問題として再認識してくれることを望みたいと思いました。

 

◎最終処分場などごみ処理関連の施設見学は、「東京都環境公社」 さんにより、参加費無料のさまざなメニューが実施されています。
ぜひ公社のHPをご覧になって下さい。 https://www.tokyokankyo.jp/kengaku/index.html