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年末大掃除、ごみの出し方に注意!

目黒区内で発生した清掃車の火災(写真提供:目黒区清掃事務所)
目黒区内で発生した清掃車の火災(写真提供:目黒区清掃事務所)

 

年末の大掃除では、家の中に溜まっていたごみをまとめて出すことが多くなります。

目黒区では、燃やすごみ・燃やさないごみ・資源(ペットボトル、ビン、缶、プラスチック)を集積所で回収します。小型家電や乾電池、リチウムイオン電池などは、回収拠点に持ち込む必要があります。最近の製品は多様化していることから、分別に迷うものも増えています。

 

特に注意したい「危険物」の処分です。危険物には2つのタイプがあります。

 

一つは刃物や針、やきとりの串など先端が尖ったもの。作業員にけがの危険があるものです。

刃物や針は紙で包み、「危険」と書いて燃やさないごみに出しましょう。

串などを燃えるごみに出す場合も、紙で包むか折って出すなどの配慮が必要です。

 

包丁は紙で包んで「危険」と書いて
包丁は紙で包んで「危険」と書いて
先端の尖った串は危険
先端の尖った串は危険
串は紙で包むか、小さく折り曲げて
串は紙で包むか、小さく折り曲げて

誤った出し方が火災の原因に!

中身を使い切り、他の燃やさないごみとは別の袋に入れて集積所へ
中身を使い切り、他の燃やさないごみとは別の袋に入れて集積所へ

 

もう一つは火災などの原因になるものです。環境省によると、令和5年度は全国の処理施設や清掃車で8,543件の火災事故が発生しています。

 

スプレー缶、ライター、カセットボンベ、乾電池、ボタン電池、リチウムイオン電池などが他のごみに混ざっていたことで、清掃車や処理施設で火災や事故が発生しています。

 

スプレー缶やライター、カセットボンベは中身を使い切り、別袋に入れて「危険」と書き、燃やさないごみとして出してください。

 

 

モバイルバッテリー、携帯扇風機、電動歯ブラシ、シェーバー、加熱式たばこなど、充電できる製品にはリチウムイオン電池が使われています。リチウムイオン電池を使用した製品は次々発売されており、私たちの日常生活のさまざまな場面で使われています。知らずに他のごみに混ぜて排出され、火災事故の原因になるケースもあります。

 

リチウムイオン電池などの小型充電式電池は、目黒区内10か所の回収ボックスや、電気店などのリサイクル協力店に持ち込みましょう。

 

■回収ボックス設置施設は以下からご確認ください

https://www.city.meguro.tokyo.jp/seisou/kurashi/gomi/ritiumubox.html

 

 

年末年始の回収スケジュールを確認!

 

目黒区では、令和8年1月1日~1月4日まで資源回収・ごみ収集は休止します。

休止期間中にごみを出すと、カラスに荒らされたり、放火の危険があります。

お住まいの地域の最終回収日を確認し、休止期間中は自宅で保管。年明けの回収再開後に出しましょう。

 

■年末年始の資源回収・ごみ収集について

https://www.city.meguro.tokyo.jp/seisou/kurashi/gomi/nenmatsu_nenshi.html


■資源とごみの分け方・出し方に迷ったら

 

・チャットボットで検索

目黒区LINE公式アカウント・区Webで、AIチャットボットを利用して資源とごみの分け方・出し方を調べることができます。使い方の詳細は以下をご覧ください。

https://www.city.meguro.tokyo.jp/recycle/kurashi/gomi/gomichatbot.html

 

・問い合わせ先

ごみの収集・運搬・資源回収・集積所等 03-3719-5345(目黒区清掃事務所)

計画、普及啓発等 03-5722-9572(清掃リサイクル課)