約半世紀ぶりの2026年に「指定野菜」に加わることになると話題のブロッコリー。頭頂部のつぼみだけでなく、茎や皮、葉の部分にもビタミンCやカロテンなど栄養も豊富です。くせもなく食べやすいので、余すことなく使ってみまましょう。
※指定野菜とは?
消費量が多い野菜や多くなることが見込まれる野菜です。野菜の値段を安定させて、みんながいつでも野菜を食べられるように指定しています。(2024年時点の)指定野菜は、キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、トマト、なす、にんじん、ねぎ、はくさい、ピーマン、レタス、たまねぎ、ジャガイモ、ほうれんそうの14品目です。(出典:農林水産省HP)
ブロッコリーの切り方
つぼみ、太い茎、葉、細い茎、茎の皮に切り分けます
細い茎や葉を切り分けます。
つぼみ部分と太い茎を切り分けます。
太い茎は皮を切り落とします。
さらに下記のように切り分けましょう。
① つぼみ:小房に分ける
② 太い茎:やわらかいのでお好みのサイズにカット
➂ 細い茎:皮が硬いので、包丁やピーラーで剥いて利用。または、千切りやみじん切りに
④ 茎の皮:硬いので千切りやみじん切りに
葉と皮のおすすめな食べ方
皮は、やや硬いので炒めものやスープに入れるとシャキシャキした食感が楽しめます。また栄養も食物繊維も豊富なのでスムージーにいれるものおすすめです。
葉は、茹でると苦みが抜けておいしく食べることができます。茹でたり炒め物にしたりと鮮やかな緑色で料理も映えます。
茹で方
沸騰したお湯に塩をひとつまみ入れ、均一に加熱できるよう茎の部分を先に入れて、その後に小房に分けたつぼみ部分を入れ、固めに茹でるのがポイントです。
【ブロッコリーのスティックサラダ】
① ブロッコリーの細い茎をスティック状に切り、ピーラーで皮を剝きます。(皮は、ピクルスに使います。)
② ①のブロッコリーをサッと湯通して冷ましておきます。
③ 大根、にんじん、きゅうり、パプリカもスティック状に切ります。
このように、茹でたブロッコリーの房や茎のおいしさは格別ですが、次の記事では、ブロッコリーの可能性をさらに広げたレシピを紹介します。
《レシピの提供》
ecoライフライター海江田 佳子(かいえだ けいこ)
栄養士・食育インストラクター―・健康管理士・エコ・クッキングナビゲーター