収穫の秋本番です。いも堀やきのこ狩りなどで、一度にたくさんの量が手に入ることもあります。
そんなときは干し野菜にして保存し、長く楽しみましょう。しかも野菜の種類によっては栄養価がアップするものもあります。
干し野菜のメリット!
- 味が凝縮されておいしさが倍増します。
- 歯ごたえがよくなり、変わった食感が楽しめます。
- きのこ類は干すことでビタミンDが増えます。
- 水分が抜けているので味がすぐにしみ込み、調理の際の油や調味料の量が控えられます。
- 加熱に必要な時間が短縮できるのでエネルギーの節約になります。
- 生野菜より保存が長くなります。
出典:eo健康ココロ・カラダ・元気
干し野菜の作り方!
干しいも
昔の人は米や麦と同じくらい大事な食べ物だったいもを、工夫して保存食にしてきました。
秋から冬にかけて吹く木枯らしに当てて、ゆっくり水分を飛ばすことで独特な甘みのあるしっとりとした干しいもができます。
【作り方】
![干し芋1](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf2f6f0002e849a36/image/i9e6a789729bad47d/version/1557991837/%E5%B9%B2%E3%81%97%E8%8A%8B1.jpg)
① 鍋にたっぷりの水といもを入れ蓋をして茹でます。
![干し芋2](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf2f6f0002e849a36/image/ibf620f322fa07364/version/1557991850/%E5%B9%B2%E3%81%97%E8%8A%8B2.jpg)
② 竹ぐしがすっと刺さるまで柔らかくなったら鍋から上げ、いもが温かいうちに皮をむきます。
③ 半分に切ってから1.5cmの厚さにスライスします。 切れ端は、スティック状に切ると食べやすくなります。
![干し芋3](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf2f6f0002e849a36/image/ib16c3d852fff871e/version/1557991862/%E5%B9%B2%E3%81%97%E8%8A%8B3.jpg)
④ いもをザルに並べて日なたで、3日間ほど干します。
⑤ 保存は密封容器か袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。硬くなったら軽くトースターで焼くと柔らかくなります。
むいた皮も無駄なく使いましょう。千切りにしてかき揚げにします。
レシピはこちら「さつまいもの皮入りかき揚げ」
干しきのこ
いろいろな種類のきのこが出回っています。料理で使いきれなかったきのこなども干してみて下さい。
石突きを取り、バラバラにほぐしてから干します。下の写真のとおり、1日干すだけで水分が抜けて、カサが減ります。生とは違った風味が出て、旨みも増しますので、是非お試しください。
![干しきのこ1](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf2f6f0002e849a36/image/i5eb06b68728d739a/version/1557991872/%E5%B9%B2%E3%81%97%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%81%931.jpg)
![干しきのこ2](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/sf2f6f0002e849a36/image/i403617552b71f5af/version/1557991883/%E5%B9%B2%E3%81%97%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%81%932.jpg)
干しいもを使ったレシピはこちら 「干しいもの入りがんもどき」
干しきのこを使ったレシピはこちら 「干しきのこのソテー ガーリック風味」
監修:海江田 佳子(かいえだ けいこ)先生
(栄養士、食育インストラクター、健康管理士、エコ・クッキングナビゲーター)